10/7〜懐かしのビアホール

 5:30
過ぎのタンペレ駅停車中に目が覚めました。日本人ツアー客はこの駅で下車のようで、スタッフが個室をノックしつつ「○○さ〜ん、お願いしま〜す。」とかやっています。早朝からご苦労様ですね。

 身支度を整えるべく、シャワーを浴びることにしました。共用シャワーが車端部にあります。その隣の個室をゲットしておきましたので、気兼ねなく使えました。20秒ほどで、止まってしまう【節水タイプ】なので、その都度ボタンを押さねばならないのは、ご愛嬌ということにします。洗顔、歯みがきは個室のシンクで出来ます。


左から、シャワーは固定式で天井から、節水タイプなので何度も押します、下車準備をしましょう。

 首都の街並みが広がり定刻にヘルシンキに到着しました。【フィンランド鉄道/VR】のグッズが欲しくて、構内の売店を回りましたが、残念ながら見当たらず、あきらめて空港行きのバスに乗りました。


左から、ヘルシンキ中央駅に到着、ヨーロッパらしい駅ですね、外から見た駅舎、重厚な造りです。

 ミュンヘン行きのルフトハンザ航空のチェックインもスムーズに進み、久しぶりのラウンジタイムです。勤続30年のヒラ社員が唯一優越感に浸れる空間であります。いつもモタモタしてしまい、なかなか果たせない優先搭乗も、今回は体験することが出来ました。

 でも座席は3列シートのなんちゃってビジネスであります。しかも隣のとなりは同志ではなく、席バラになってしまいました。機内食をいただき、ビールを2本、ちょこっと昼寝をすると、広大な麦畑が広がり、ミュンヘン空港に到着しました。


左から、ヘルシンキ空港のラウンジにて、LH2643便の機内食です、キャビアがのってました。

 まず、明日またここに帰ってくるので、スーツケースを預けて身軽になりました。今日の宿は、隣国のオーストリアのザルツブルクなんですが、ミュンヘンとザルツブルクは近くて、鉄道だと、普通列車でも2時間の距離です。ミュンヘンとザルツブルクをカバーできる、【バイエルンチケット】というきっぷが便利なのを事前に調べておいたので、購入しました。

 ここミュンヘン空港から、1枚のチケットでエリア内なら乗り降り自由です。しかも二人用は一人用の2倍より破格に安い27ユーロです。券売機の購入方法も、ネットで色々紹介されていたのでスムーズに購入できました。

 S8系統の電車でマリエンプラッツ駅で下車、以前訪れた【ホーフブロイハウス】というビアホールに行きました。時間帯がやや早いのか、演奏がかかっておらず、楽しみにしていた【アインプロージット/乾杯の歌】を合唱できなかったのが、残念でした。せっかく覚えたのに。


左から、久しぶりのホーフブロイハウスです。1リットルビール、名物の白ウインナー、デカいプレッツェル。

 地元ビールを堪能して、Sバーンとミュンヘン東駅からの普通列車で、ザルツブルクに向かいました。国境を超えますが、シェンゲン条約の国同士なので、何の手続きもなくフツーにザルツブルクに到着しました。


左から、ミュンヘン東駅にて、Sバーンの車両、サルツブルクに着きました。

 駅から徒歩約7分の【ホテルシュエラー】が今夜の宿で、すぐに見つかりました。小綺麗なこの街にとても合うホテルです。荷物を置いて、駅ナカのスーパーに買い物に行きました。驚いたのは、お酒の値段がすこぶる安いことです。ビールのロング缶3缶、ワインのフルボトル1本、翌日の朝食の食料品2人分を13.17ユーロで購入できました。フィンランドとはエライ違いであります。飲み助の私はこの街がいっぺんに大好きになりました。

 
左から、きれいなホテルでした、安くあがりました、そろそろ寝ましょう、【水まわり】です。

 ホテルのwi-fiは有料だったので寝るまでの4時間でお願いししました。明日は今回の旅、ヨーロッパ地域の最後の乗り鉄である、【シャーフベルク鉄道】を乗ってきます。



本日の買い物〜

@ヘルシンキ中央駅空港バス@5ユーロ 10ユーロ
Aバイエルンチケット @27ユーロ×2日分 54ユーロ
Bホープブロイハウス 27.9ユーロ
Cザルツブルクの駅ナカスーパー 13.17ユーロ
Dホテルwi-fi 3ユーロ



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