現地10/11

 目覚まし時計もかけなかったんですが、7:30頃に起床できました。以前は寝坊助の同志なんですが、最近は寝覚めがよいようで間もなく起きてきました。ジジイになると眠りが浅くなると言いますが我々もいよいよなんですかね?

 さて本日は、リマを9:35発のTA003便でペルー南部のフリアカという空港に飛びます。本日の目的地は、いよいよ翌朝に控えた【乗り鉄】の起点であるプーノという街であります。
 プーノには残念ながら空港がないので、最寄りのフリアカ空港まで行って、乗り合いバスでプーノに至るという行程です。


朝からやっぱり

 このTACA航空って会社は南米を拠点とする会社で、この春に【スターアライアンスメンバー】に新規加入した航空会社であります。我々の特典航空券はすでに予約済みだったので、残念ですが、エコノミーの正規航空券を購入してフライト分のマイレージを頂くことにしました。
 キャンペーン価格で購入することが出来たので、フリアカまで1時間40分の飛行距離に対してふたりで9,599円という値段はかなりトクした気分であります。ちなみに後日乗る飛行時間1時間20分のクスコ→リマ線は、ふたりで22.593円でありました。

 さて、TACA航空ですが、いわゆるLCCではないので、機内食も無料で提供されました。コーヒーとデニッシュ、ミニケーキというラインナップでした。まぁこんなモンですよね?飛行機は定刻の11:15にフリアカ空港に着陸しました。


意外とおいしい

フリアカ到着

この後高山病・・・

 ここからは、乗り合いバスが無事に見つかれば乗り合いバスで、見つからなければタクシーと値段交渉というやっかいな任務があります。タクシーの相場も様々なwebサイトで概ね70ソルとの情報を得ておりましたが、空港ロビーを出ますと、幸い目の前に乗り合いバスが止まってくれていました。
 車のボディにもプーノと表示されているんで間違いありません。地球の歩き方に載っていた、ロシーツアーズという会社のバスでした。

プーノまでは約1時間、ふたりで30ソルという良心的な値段でした。ホテルのバウチャーを見せたら、玄関先に付けてもらえましてとてもありがたかったです。ホテルは【カーサアンディーナ・プーノ・チカラーニ】という所で、こちらもありがたいことにもうチェックインさせていただけました。

 さて、このプーノという街ですが、標高が3,827mと富士山より高い位置にある街なんです。高山病の危険がついてまわるために、この日の午後はホテルで体力温存としました。
 ホテルに到着する頃から、どうも二人とも体調が冴えません。私は部屋に入るなり、リバースと下痢が止まらなくなってしまいました。同志もめまいがして足元がおぼつかいと、ベッドでグロッキー状態です。昼食で街に出るのはやめにして、19:00まで昼寝となりました。

 ホテルのロビーには高山病に効くというコカ茶が用意されていて、いつでも飲むことができます。私はトイレにしゃがんだり、目覚めたついでにコカ茶を飲んだりと過ごさせてもらいました。吐き気と下痢もおさまったんで、夕食をとりに街に出ました。

 【チファ・ナン・ファ】という中華料理屋さんに入って数品を単品で頼んで突っつきあうことにしました。チャーハンと焼きそば、【トゥルチャ】という現地で捕れるマスにソースがかかったものにビールを1本だけ添えました。
 味は美味しかったのですが、高山病の影響は少しあるみたいで、ベストの食欲ではありませでした。半分近く残してしまいごちそうさまとなりました。ごめんなさい。


箸が

進みません

広場で

一枚

 ホテルに戻りWi-Fiエリアで日本からのメールをチェックしたのち、部屋に戻りました。私は本日の原稿を書いています。同志はすでに爆睡です。明日も高山攻めで、最高地点は、4,335mのララヤ峠を列車で越えます。体調の回復を願い、本日はこれにて。

本日の買い物〜【s/.1(ソル)は約31円】

1.フリアカ空港→プーノ 2人でs/.30
2.チファナンファで夕食 2人でs/.53
3.ミネラル水2本 s/.4
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