プロローグ〜ユーラシア大陸鉄道横断完結へ。

 2002年のシベリア鉄道【ロシア号】モスクワ→ウラジオストク完乗をはさみ、昨年はモスクワからユーラシア大陸最西端のポルトガルはカスカイス駅まで行ってきました。
 今年は、いよいよユーラシア大陸最東端の駅である、ロシアのワニノ駅に降り立ちたいと思い旅立ちました。

 我々の行程にマッチしたツアーを見つけたので、スターアライアンス特典航空券とツアーをミックスした行程になりました。
 ルートなのですが、最東端のワニノ駅がゴールとはならないことをお許しくださいませ。ツアーがユジノサハリンスク集合、ハバロフスク解散のためであります。
 これに合わせる格好で、羽田→ソウル→ユジノサハリンスクとハバロフスク→ソウル→福岡→関西/伊丹→羽田の特典航空券を予約しました。今回は、いずれの便も比較的短距離なのでエコノミーですが、交換には22,000マイルで済みました。かなりオトクな気がします。

 ユジノサハリンスクから車でホルムスク、さらに鉄道連絡船でいきなり大陸側のワニノに降り立ちます。この駅がユーラシア大陸最東端駅なのですが、根室本線でいう【東根室】状態で、この路線の終点は隣のソヴィエツカヤ・ガヴァニであります。

 ワニノ駅を満喫した後、一旦ソヴィエツカヤ・ガヴァニ駅に移動し、そこから列車でハバロフスクを目指します。以前乗車したシベリア鉄道【ロシア号】が、モスクワからハバロフスクを経由し、ウラジオストクまでというルートだったので、ハバロフスク着をもってカスカイス⇔ワニノを鉄道で乗り通したことになります。


7/2 まずはマシッソヨ・・・

 同志と羽田空港で待ち合わせして、いよいよ出発です。羽田空港の国際線ターミナルってのは、ずいぶんとこじんまりしていた事を初めて実感しました。ANA1293便金浦空港行きは、定刻に離陸しました。

 機内食は、韓国を意識してか混ぜご飯(つまりはビビンバ?)でした。少し物足りなかったのですが、今宵のディナーに焼肉が控えています。程々にしておきましょう・・・。金浦空港には定刻に着陸しました。地下鉄を利用し、ヤンピョン駅で下車。5分ほど歩いたところにある【オモッキョ・コープレジデンス】が今宵の宿です。

 いわゆるコンドミニアムです。生活するのに必要な一式が揃っていました。チェックインの後、再び地下鉄でマポに移動し、ディナーの焼肉であります。あらかじめ調べておいた【麻浦元祖王カルビ】という店に入りました。
 カルビとクッパ、ビールをそれぞれ2人前、焼酎を1本でしたが大満足でした。宿に戻り地下にあるファミマで夜食を購入し、一日が終わりました。

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行程表です

焼肉屋にて

マシッソヨ!

ホテルです

快適でした!

【本日の買い物】  ※レートは1ウォン0.74円、1ルーブル3.09円です。

@地下鉄3区間 2人で6,200ウォン。A麻浦カルビで焼肉とビール、焼酎 2人で119,000ウォン。Bファミリーマートでアイスとソフトドリンク 2人で4,550ウォン。



7/3 移動のみ

 本日はソウルからユジノサハリンスクへ飛んでおしまいという、あっけない行程です。【プライオリティパス】ホルダーの我々は空港ラウンジが利用できます。せっかくなんで、早めに起床し、ラウンジで過ごすべって決めてありました。

 地下鉄と、最近部分開通した空港連絡鉄道を乗り継ぎ、インチョン国際空港に着きました。アシアナ航空ラウンジとHUBラウンジの2箇所をハシゴさせていただき、11:10にアシアナ航空576便、ユジノサハリンスク行きはインチョン空港を離陸しました。
 ラウンジで散々飲み食いしたので、機内食のパスタはあまり食が進みませんでした・・・。3時間の飛行を経て、定刻にユジノサハリンスクに着陸、初めてのサハリンであります。

 高校の時、晴天の宗谷岬から見えた彼の地に今、自分がいるってことに妙な感動を覚えました。長い長い入国審査をクリアし、出迎えて下さいましたのは、ガイドの【ユ(柳)・スヴェトラーナ】さんという女性であります。韓国系ロシア人との事でありました。彼女の車に乗り、夕食の調達のため、途中の【ピエールヴィ】というスーパーに立ち寄ってもらい、本日の宿【ユーラシアホテル】に到着しました。
 テレビはNHKのBSが映ります。昨夜のソウルの宿も映ったので、そればかり見ていると、海外に来たという実感がなかなか湧いて来ません・・・。


ラウンジで朝食

辛ラーメンあります

広々しています

豪華な雰囲気

576便の機内食

【本日の買い物】

@地下鉄1区間 2人で2,200ウォン。A空港鉄道 2人で6,400ウォン。Bスーパー【ピエールヴィ】で夕食の購入 797.29ルーブル。


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