プロローグ〜初の中東

　皆さまこんにちは、今年もこの季節がやってまいりました。同志の勤務の都合で、しばらくは１月下旬の出発となりそうです。まずは昨年ストライキのせいで乗りそびれた、【Night jet】をやっつけなければなりません。行き先はヨーロッパ一択でしたが、ANA特典航空券あるあるの何しろビジネスクラスの空きがヒットしません。人気の直行便なんて、予約開始とともに満席または空席待ちなんです。

　旅行の時期と特典航空券の予約作業を並行して調整しなければならなかったのですが、幸いにして、羽田からマニラとイスタンブールを経由してローマまでの往路、ウィーンからフランクフルトを経由しての羽田までの復路を確保できました。Nightjetはローマ発、ウィーン行きがデビューしたての新型車両なのを確認したので、こちらも無事に手配が完了しました。

　ローマからウィーンまでのルートは、昨年の豪雨の影響で、未だ一部不通区間があるようで、少し遠回りするみたいで、出発時刻が２時間ほど繰り上がってます。我々としては【ウェルカム】です。奮発して、一番いいクラスを手配したので、とにかく今年は動いてちょ。(↓写真はクリックすると大きくなります)



1/27 機内&ラウンジライフ

　お試しグリーン車に初電で乗る幸運にも恵まれて、羽田空港第3ターミナルで同志と合流しました。マニラ空港で約８時間の待ちがあります。フィリピンの【乗り鉄】もいいなと調べてみたのですが、マニラ近郊は現在近代化を図るため古い線路をはがして高規格化している最中のようで、バスかLRTしか公共の乗り物がないようなのです。しかも空港にLRTが接続しておらず、興醒めしてしまいました。 　同志と協議の上マニラは無理をせずラウンジライフにすんべって事になりました。マニラでフィリピンへの入国はしないので、イスタンブールまでの航空券を発行してもらいました。何百人もの長い出国審査待ちの行列がありましたが、【ビジネスクラス】のおかげで優先レーンを使わせていただき出国の運びとなりました。 　ANAラウンジでは【鉄板】と決めているかき揚げそばとカレーライス（モチロン生もね）の朝食を堪能して、機内の人となりました。去年のルフトハンザのビジネスクラスは2列横並びのシートだったので、久しぶりのスタッガード座席とご対面であります。窓側座席をチョイスしたのでファーストクラスほどではありませんが、【個室感】を感じることができます。９：３５、定刻に離陸しました。 　たったの４時間ですが満喫しましょう。やることは２つ。機内食のリポートと【寝る】ことです。フルフラットになるシートを使えるなら、１時間でもいいから横になって年イチの贅沢感を味わいたいです。機内食は、同志が和食、ワタシが洋食をリクエストしたので写真で皆さまに判断してもらいましょう。ハンバーグがメインのワタシの洋食も同志の和食も共に満足のいくという評価でありました。食後はいそいそと寝台モードにして１時間ほど眠らせてもらいました。アラ60のジジィなので、真横になれる乗り物ってのは身にしみるほどありがたいものです。１３：３５、定刻にマニラ国際空港に到着しました。 　先輩諸氏のブログなどのおかげで、ラウンジをハシゴできることは分かっていたので、前半をシンガポール航空のシルバークリスラウンジ、後半をパグズラウンジで過ごすことにしました。飲んで食べて寝ての【生活】はあっという間に時を流してくれました。２１：００にラウンジをあとにしました。少し食べすぎてしまったかなぁ。２１：３５発のターキッシュエアラインズ１８６５便はマニラ国際空港を定刻に離陸しました。 　イスタンブールまで、１３時間１０分の長旅です。時差の関係で、イスタンブール到着は５：４５です。機内食はもちろん楽しみですが、およそ普段に飲食するような時間帯ではありませんね。旅の食事は【稽古】と思っているので、出されたものにはチャレンジしましょう。ビーフがメインのコース料理は、２２：３０頃スタートとなりましたが、自分好みの味付けで美味しくいただくことができました。赤ワインとの相性もすこぶる良かったです。食に満足したらあとは寝るだけです。 　この飛行機もありがたいことに、スタッガードシートでフルフラットの寝床になる【寝台飛行機】です。フィリピンとトルコでは５時間の時差があるのでこの時間を持って、トルコの時間に体を合わせることにします。おやすみなさい。

本日の買い物～なし

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