10/5 北アイルランドよりUK入国
ロシアからコペンハーゲンを経由してのアイルランド入国だったため、隣国UKへの入国も北アイルランドからの入国であります。皆さんも中学生の頃、社会科の授業の折りに地図帳を眺めたここと思います。その時【イギリス】の正式名称が、【グレートブリテン及び北アイルランド連合王国】ってやけにややこしいなって思った記憶ございませんでしょうか?
アイルランド島の中でも、イギリスの支配から独立した地域と、そうでない地域が生まれたために、国が割れてしまったようであります。そういえば私の若い頃は、これから行くベルファストって街はよく爆弾テロが発生していましたのを思い出しました。今は和平が成立してそのような物騒なニュースが届かなくなったというのは、海外旅行者にとって喜ばしいことであります。しっかりと朝食を頂きチェックアウトしました。
部屋の様子 |
寝酒で頂きました |
水回り・・・ |
使いづらいタイプ |
おいしいトースト |
今日は小雨模様です。あまり使いたくありませんが、ささなければ濡れそぼってしますような雨模様です。約15分歩いてルアスと呼ばれる路面電車の電停に着きました。きっぷの購入方法は昨夜のうちに学習したのですんなり機械を操作して購入出来ました。電車も間もなく到着し、数駅乗車の後ダブリン/コノリー駅に到着しました。
券売機です |
低床タイプの |
ライトレールです |
バスは2階建て |
ベルファスト行き11:00発の【エンタープライズ号】のキップは、日本であらかじめアイルランド鉄道のwebにアクセスして、プリントアウトした用紙を持参してまいりました。毎回言うことですが、ホントに便利な時代になったもんです。ロシアも、旅行会社で受け取ったチケットはe-チケットだったのでビザのわずらわしさが解決すれば気軽に行くことのできる国となることを切望します。
話を戻して、構内にある機械を使って、英語のガイダンスにしたがって予約番号を打ち込めば【本券】が発行されるシステムです。該当列車は既にホームに停車しており、乗り込むことにします。が、キップに指定された号車が列車側面に表示されておらず、どの車両に乗ればいいのか分かりません。ホームのスタッフに訪ねたところ、「好きなところに座ってくれ」だとさ・・・。空いている日はそういう扱いをするのかもしれません。
なら改札から遠い先頭車両に乗車したところ、あれま、誰も乗っておりませんでした。こんなんで商売出来るのでしょうか?まあいいや、遠慮せず好きなところに座らせてもらいましょう。
コノリー駅改札口 |
エンタープライズ号 |
ホームはガラガラ |
北アイルランド車 |
車内もガラガラ |
11:00定刻に出発しました。放牧が盛んな国のようで、車窓の丘には羊が点在しています。北海道の南部を連想させる景色であります。ダブリン駅の売店で購入したビールを開けましょう。乾杯!っと口にしたその液体はビールではありませんでした。缶には【apple cider】との表記があります。まぁ日本にもあるシードルと思ってください。
売店では対面方式でビールと思ったこの缶を指さして「あれください。」で買ったものだからしょうがありませんね。アルコール飲料なのは間違いないし、しばらく飲んでいると慣れてきました。飲み助なんてのはこんなモンです。
途中駅で① |
UK入国! |
途中駅② |
ベルファスト着 |
お疲れ~ |
Newryで北アイルランド(イギリス)に入国であります。パスポートのチェックみたいのはありませんでした。んっ?このままだとイギリス入国の証拠がパスポートに残らないのではないでしょうか?帰国後自宅でたまにパスポートを開いてニヤニヤしている身にとって、なにかしら記してもらいたいのですが。車内でフリーのwi-fiが使えたので退屈もせず13:15、定刻にベルファスト/セントラル駅に到着しました。
ベルファスト/シティ空港からイギリス本土(って言い方でいいのでしょうか)のグラスゴー国際空港に渡るために、近郊電車を乗り継いでsydenham駅で下車しました。ここで乗り鉄アイルランド編は終了です。この駅はベルファストシティ空港と直結していると、ネットで事前学習していたので、階段通路でターミナルへってのを想像していたのですが、なんともさびしい場所でありました。
空港最寄り駅 |
さびしい場所です |
空港は見えます |
ターミナルどこ?? |
確かに空港には隣接しているのですが、ターミナルが見えません。空港とをさえぎる金網のところまで来て、ようやく入口にらしきゲートが見つかり、その先も通路が続いています。開けようとしましたがカギがかかってます。雨よけの屋根と電話があるので、ここで連絡をして入れてもらうんだと判断して、電話機に書いてある1番をプッシュしてみました。相手が出たので、「シデンハム駅から来たので電話した。」と告げました。
ものすごい早口の後電話を切られちゃいました。カギは自動で解錠されるようなタイプではないんで、誰かが開けに来るのでしょうか?しばらく待ちましょう。・・・。やがてひとりの男性がやって来ましたが、内側からカギを開けて門扉を開けたらそのまま行ってしまいました。門扉が閉じてまたカギがかかってしまってはめんどくさいので、開いている門扉を押さえて、強引に中に入りました。
これって正規の一般客の通路なのでしょうか?逮捕されないかヒヤヒヤしながら、とりあえず見える建物を目指しました。残念ながらその建物は格納庫だったのですが、影になって見えなかったターミナルが視界に入りました。隣接といわれたsydenham駅から、約30分かかりようやくターミナルの入口に到着しました。ターミナル前の道路を見ると、sydenham駅→こっちという案内板がありました。やっぱり我々の歩いてきた道は【空港関係者専用】だったようであります。
ラウンジ着! |
始めましょう・・・ |
カワキ物もね |
グラスゴーへ |
これから搭乗するフライビー航空はLCCのために、なにかと制限があります。いちばんのハードルは手荷物のサイズと重量です。過去のロストバゲージの経験から、スーツケースは機内持ち込みサイズで出掛けておりましたのでコチラはクリアなのですが、重量10kg以下をクリアしなければ超過料金がかかります。土産などを購入しなければ、出発前がマックスの重さなんで自宅で試しに体重計に乗り計ってみたところ、10.2kgでした。
やべっ、本やハンドバッグなどの小物はおとがめなしなので、地球~2冊を除いて計ったら、9.8kgでした。没収されたウイスキーや缶詰、食べ終わったカップ麺はすでにないので問題なくハードルクリアの運びとなりました。出発時刻まで時間があるのでラウンジで過ごします。モスクワ/シェレメチェボ空港で使い損なったプライオリティパスをようやく使うことが出来ました。
さて、搭乗となり、狭い機内に入りました。荷物なんですが座席上の収納棚には収まらず、どうすんだと思案していたら、「座席下に突っ込むんだ」と男性パーサーが教えてくれました。なるほど勉強になりました。Flybe129便は16:25定刻にベルファストシティ空港を離陸しました。あっという間のアイルランド探訪でしたが、目的は果たしたので満足です。45分のフライトの後、17:10、グラスゴー国際空港に到着しました。
イギリス国内の移動なのでやはり審査やスタンプって儀式はありませんでした。バスで市内の駅前に下車すると、大都市らしいネオンや喧騒包まれました。グラスゴーはスコットランド地方最大の都市であることを思い出しました。【Holiday
lnn Express Glasgow City Centre Riverside】っていう舌をかみそうなホテルは、ほどなく見つかりチェックインをすませました。昨夜、パブを堪能したので、今夜は日本食レストランにしようと決めてありました。今後の海外旅行でも日本食レストランのレポートが増えそうであります。
行ったのは【ichiban】ってレストランのような食堂のようなそんな雰囲気のお店でした。ネットで調べておいた日本人女性の店員さんもまだ在籍しており、日本語であいさつをかわしました。ラーメン狙いでしたので、【ichibanラーメン】を注文しました。
味は・・・、スープは悪くないのですが、ぬるいんです。西洋人ってあまり熱い料理は好まないんでしたっけ?麺は合格です。具は色々入っていて【五目麺】の様相です。チキンを炙って入れているあたりは工夫の余地を感じられるのですが、厚揚げも炙ったのが入っていて、同じ食感でかたや肉、かたやスカッって感じとなりいただけません。ナルトが入っていたので東京ラーメンがもとで現地に合うようにアレンジしたのでしょう。
お店発見! |
寿司もあります? |
ichibanラーメン |
味は・・・ |
価格はじつに立派で一杯約1600円しました。授業料が含まれているんだと割りきりましょう。隣がスーパーだったので買い物を済ませて、ホテルに戻りました。
本日の買い物~
1. ライトレール 2人で3.6ユーロ 2. ダブリン/コノリー駅でシードル&ワイン 1,828円 3. ベルファスト中央駅→シデンハム駅 2人で10ユーロ 4.
グラスゴー空港→市内 バス 2人で13ポンド 5. ichibanで夕食 2人で3,278円 6. スーパーで酒、おつまみ 2人で1,806円
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