10/2 世界最北端の駅到着!!

 久しぶりの寝台列車でしたが、爆睡でありました。時刻は7:30を過ぎています。同志はいつも通りなので割愛します。ロシア鉄道のホームページからこの列車の停車駅と着発時刻のページをプリントしてきたので、英語表記ですがそれに従って紹介していくことにします。
 起床後最初の停車駅は【SEGEZHA】7:52/8:02で定刻です。昔乗車したシベリア鉄道やモスクワエクスプレスもそうでしたが、ロシアの鉄道は定時運転率が高いようであります。

 朝食にしましょうね。過去の旅行記でも紹介していますが、客車の隅にサモワールといわれる給湯器があっていつでもお湯を注ぐことができます。となればやはり私の選択はカップラーメンであります。ここ数年の私の海外持参カップ麺は、【エースコックわかめラーメン】と【ペヤングソース焼きそば】であります。ペヤングは年始めにあれこれありましたが復活してくれて良かったです。


これです!

サモワールです

いただきまーす

セゲジャ駅


 さて、出国前に立てたプラン通りここはわかめラーメンをいただきましょう。熱々の熱湯を注いで部屋に戻り、ちょっとユルメが好みの私は5分寝かしていただきました。あー幸せっ!今後もラベルの低い旅行記ですがお付きあいネガイマス。あっ景色ですね?森と湖です。【ブルーシャトー】の世界です。年齢が思いっきりバレますね・・・。
 ムルマンスクの到着は夜なので、夕食の食堂車に行くまではやりたいことをお好きなようにってことにしました。同志も起きてまいりました。


森と泉に~

囲まれて・・・


 KEMY10:53定着。発車は11:18で時間があります。ホームにはキオスクのほか、立ち売りのおばちゃんがあれこれ売っております。こういうの楽しいですよね?同志も異論なく、散策してみましょう。時間は厳守でね。
 おばちゃんの声を聞いていると、「ピロシキ~、チキン~、ピッツァ~」なんていっております。呼び止めて、売っているものを見せてもらうと・・・ふむふむ、無難な家庭料理的なピロシキやボイルされた手羽先肉がありました。せっかくなので、~、って言っていたピロシキ、チキン、ピッツァを購入して同志と半分コにしました。メチャクチャ美味しいというわけではありませんでしたが、旅のエッセンスが加わった分充分美味しかったです。エッセンスなんてキザな表現、普段出ないのに。これも【テンション】のせいなのでしょうか?


駅舎を背に

駅名板です

立ち売りのご婦人

過去の名機?

記念に1枚

同志も・・・

17号車

まもなく発車です


 機関車の交換もあったので眺めつつ、自己紹介して係りの方と写真に収まりました。KEMY定発です。部屋に戻れば、個々の【フリータイム】となり、同志はZZZ、私はちびちびってな時をやり過ごして022Ч列車は北へ北へと進みます。


チキンとピロシキ

味はまあまあ・・・

同志もわかめ

 私も少々昼寝をしたので、列車はまもなく【KANDALAKSHA】です。(16:59/17:14)ガッチリの定刻です。吉田くんが遊びに来ていたので、誘って外に出ましょう。このあと食堂車に行ってみることにするというと一緒に行くってことなので、ビールの購入のみとしました。【KANDALAKSHA】を定刻に発車しました。


ビール確保!

 19:00に同志を起こし、吉田くんと3人で食堂車に行きました。過去の経験から、正直メチャクチャ美味しい料理は期待できないのですが、体をはってレポさせてもらいます!盛り付けはとてもきれいなこの一品をメインとしました。無難なお味でしたとの感想しか表現出来ない私をお許しください。不味くはないんですよってのを強調しておきます。


食堂車です

旅の醍醐味ですね

スープです

メインの肉料理

 部屋に戻り、吉田くんと3人で、多摩地区の話で盛り上がっているうちに、宴もたけなわですがって感じで、ムルマンスク22:10、定刻到着と相成りました。外が暗いので、まだ達成感がありません。あげくにポリスに職質の憂き目にあいました。
 無事に解放された際は、大人の対応で握手して別れました。初めての方は怖いと感じるかもしれませんが、気をしっかり持って対応すればおのずと通じるってのが、ロシア旅行5回目の私の私見であります。


ムルマンスク着!

吉田くん

暗くて・・・

スミマセン・・・

 吉田くんとはここでお別れです。彼のホテルは駅から少し遠いようで、タクシーで行くというので交渉に立ち会うことにしました。一人よりかはまだ安全ですもんね?値段で交渉成立したようで、吉田くんが後部座席におさまると、ドライバーは車の屋根に載せていた【行灯】をまるで覆面パトカーのように取り外して、走り去りました。まあ、じじい二人も干渉していたので、良心的な【白タク】のようです。

 さて、我々は徒歩で行ける【アジムット】が今日のホテルです。昨年サンクトペテルブルクで失意のうちに泊まったホテルと同じ名前なんで、サービスは期待しましょう。建物はとてもきれいです。チェックインを済ませて、部屋に入りました。いやぁ、こりゃいいですよ。
 部屋の窓越しに、昨年泊まる予定だった【メリディアン】が見えるのですが、建物は暗いながらでも古めかしいのがわかりました。


ホテル着

綺麗です

満足した様子

こちらも達成感!

 メリディアンは昨年のレートですが、1室2万なんぼって高額です。コチラの アジムットは、1室日本円で8,017円ですみました。ルーブル安ウェルカムですね。フロント脇に瓶ビールが売ってあるのを私のアンテナは素早くとらえました。モチロンいただきましたよ。昨年の無念を晴らすことが出来ていただく地ビールは胃によく染み込みました。お休みなさいまし。


本日の買い物~

1. KEMY駅でピロシキ、チキンなど 2人で230ルーブル 2. ロシア鉄道マーク入りボールペン 2本240ルーブル 3. 食堂車で食事、ビール 2人で
2,696ルーブル 4. アジムットホテルでビール 4本で1,487円

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