10/1 いよいよ最北端の駅へ

 チェックアウトが12:00とうれしい設定のため、たっぷり寝坊しました。列車の発車時刻が19:48なので12:00~19:48までは時間をつぶさねばなりません。作戦会議の結果、1.スーパーマーケットの場所を把握しておく、2.列車の出発する駅を確認する、3.鉄道博物館に行く、4.ラーメン屋に行くというプランになりました。


ネヴァ川を望む

ホテルからの景色

同志の朝食

早速しょうゆ

 12:00ギリギリにチェックアウトを済ませて、スーツケースは10/3にまた泊まるので預かってもらうことにしました。すんなりOKでよかったです。日本人旅行者が一人いて言葉を交わしました。なんと同じ列車でムルマンスクに向かうとのことです。サンクトペテルブルク/ラドーガ駅で再会ねってことで一旦別れました。
 ホテル最寄りの地下鉄プローシャチレーニナ駅のほぼ真ん前にスーパーマーケットはありました。食料品も酒も置いてあり1.の目的はこれにて完了です。3日のチェックイン前に訪れることにしましょう。

 地下鉄に乗り、ラトジスキー駅で下車すると、ラドーガ駅は隣接してありました。掲示してある時刻表にも022Чの列車番号と、19:48の時刻がありましたので、発車時刻が近くなったら後は何番線から出るのかを確認すれば大丈夫でしょう。2.の目的はこれにて完了です。


長く深い・・・

地下の空間・・・

ここに行きます

ラドーガ駅構内

確認しました

 さあどんどん行きましょう。次は地球の歩き方のサンクトペテルブルクの地図を見ていて気が付いた「鉄道博物館」に行きます。ラトジスキー駅からスパスカヤ駅まで移動します。その都度31ルーブルのジェトンというコインを買って、自動改札に投入してバーを押しつつ入場するのはめんどくさいなって思われる方は、回数券みたいのもあるようですからおすすめします。 今はルーブル安なので(1ルーブル/1.81円)、片道どこまで乗っても31ルーブルって価格の気軽さがうれしい限りです。

 スパスカヤ駅を降りて5分ほど歩くとその建物はありました。地球~には中身の紹介ページがなかったのでネットでどういうものかを調べてみました。外に色々な車両が生態保存されているという他の旅行者のブログ等が見つかりましたが、この場所はこの建物しかありません??とりあえず入館してみます。300ルーブルでした。


鉄道博物館

入ってみましょう

模型の展示物

 中は・・・なるぼどなるほど、簡単にいうとロシアの鉄道の歴史、車両の歴史、歴代の制服の展示等の紹介で、自分の調べた、実物大の車両の展示はありませんでした。ここ以外にも鉄道博物館的なのがあるようです。10/3にまたサンクトペテルブルクに泊まるので、もう一度調べ直して行ってみたいと思います。とりあえず3.の目的はこれにて完了ということにしましょう。

 時間は15:00を過ぎて、さすがに空腹になってきました。楽しみにしていたラーメン屋に行きましょう。地下鉄でひと駅なのですが、サンクトペテルブルクの地下鉄はひと駅が2km弱あるので、歩くのはやめておきます。スパスカヤ駅から、アドミラルチェーイスカヤ駅で下車、徒歩3分ほどでその店はすぐに見つかりました。【麺屋政宗/Ярмен】という店であります。何の気なしに【サンクトペテルブルク  ラーメン屋】で検索したらヒットしたのがこの店でした。


お店発見!

期待しましょう

この日は雨・・・

食欲そそります

 ちなみにサンクトペテルブルクには、ちょっと前まであの【丸亀製麺所】もあったようなのですが、こちらは残念ながら閉店してしまったとネットで紹介されていました。入店すると「っらしゃい!!!」と元気な声で迎えてくれました。仙台に本拠がある、正規店のサンクトペテルブルク店なので期待しましょう。しょうゆラーメンをと思ったのですが、今は塩ラーメンのみと日本語を片言で話すおねーさんに言われたのでそうします。


綺麗な盛り付け

顔が緩んでます

鼻の下伸びてるぞ

そういう私も・・・

感謝の一文

 塩ラーメンって、誤魔化しがきかないっていいますよね?大丈夫かな?待つこと数分、出てまいりました。まずは撮影っと。なんときれいな色のスープなんでしょう!そしてれんげでスープをひとくち・・・。あー幸せっ!なんと完成度の高いラーメンなんでしょう!麺も良し、ホロホロ系のチャーシューも良し、日本人が100%認める塩ラーメンです。
 日本人が調理しているのかと思いきや、厨房には大柄なヒゲもじゃのコチラの顔をした方が奮闘しておりました。きっと日本で相当修行されたのでしょう。あっぱれです。大満足で店を出ました。これを読んでいただいた方に口コミで伝わればと切に願います。4.の目的はこれにて完了です。

 すべて終了したのでラドーガ駅に行きましょう。これだけこなしても、ラドーガ駅には17:15に着いてしまったので、wi-fiの使えるカフェでビールを飲みつつ時間をつぶしました。18:45になり、じゃあそろそろってことでラドーガ駅構内に戻りました。おっ、青年も無事に到着しましたよ。


カフェです

飲むのはビール!

 022Ч列車の発車案内はすでに表示されていました。改札はなく、乗車する車両に立っている車掌さんにチケットとパスポートを提示して乗車するシステムです。あれっ、青年も同じ車両のようで「こんにちは。」って挨拶されましたよ。彼は隣の部屋でした。


食べつくします

シーツです

4人個室の内部

 この車両は4人部屋のコンパートメントであります。ルーブル安をいいことに我々はひと部屋をシェアしておきました。この歳になるとあまり冒険はしたくないので、ある程度のプライバシーは確保したいと考えたからです。お待たせしました、19:48定刻に列車は出発しました。外はもう暗いので、車窓のレポは出来ませんので悪しからず。

 明日の22:10、ムルマンスク到着までの食料を並べてみました。結構ありますね。体を通過して、ぼっとんトイレでかの大地にサヨウナラとなるんですね・・・。お食事中の方にはスミマセンでした。青年もちょこちょこ部屋を訪れて来ました。吉田くんという東京学芸大の学生さんで、初海外がロシアというチャレンジャーでありました。お約束のバルチカビールとウオッカで今宵は部屋の夕食とします。明日、食堂車に行ってみることにします。体がまだ時差に対応しておらず、眠くなってまいりましたので、本日はこれにて。


本日の買い物~

1. スーパーで水 2人で120円 2. 鉄道博物館 2人で600ルーブル 3. ラーメン店 2人で1,301円 4. スーパーで食料品、酒 2人で1,739円 5. カフェでビールと軽食 2人で1,301円 6. 地下鉄4区間 2人で248ルーブル 7. ラドーガ駅トイレ 1人35ルーブル

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