プロローグ~世界最北端の駅へ再挑戦!
お待たせしました。今年も無事にこの季節を迎えることが出来ました。今年はサンクトペテルブルクからムルマンスクへ列車で移動し、昨年かなわなかった【世界最北端の駅】に確実に足を記すべく計画をたてました。
いつ頃からか【リベンジ】って言葉が使われるようになりましたが、自分のなかでもこの【リベンジ】って言葉が合うような、そんな気分であります。そして、ふと思い付いたのが、「アイリッシュパブでフィッシュ&チップスを肴に本場のギネスビールを飲んでみるか・・・」ってキザな発想でありました。思いのたけを同志に提案し、今回の旅立ちとなりました。
9/30 長い1日
羽田発9:25の北京行きANA961便に乗るために3:00に起床しました。よせばいいのに、前日は同志と【前夜祭】を花小金井で開催したもんだからさすがにまぶたが重いです。シャワーで強制的に体を起こしました。
平日のラッシュを避けたい思いから、最寄り駅の初電よりさらに早い【早朝バス】と空港高速バスを乗り継いで、6:20に羽田空港に到着しました。自宅からバス停までは、徒歩約20分の道のりでしたが、満天の星空を眺めつつの夜明け前ってのもオツなものでした。
搭乗券はカウンターに並ばずとも、ネットでチェックインを済ませておけば、返信されたメールにあるバーコードを機械にかざすだけで発券されます。便利な世の中になったものです。さあ、お楽しみのラウンジに行きましょう。
写真をクリックすると大きくなります。
6:40です |
数名のみです |
こちらも |
充電しましょう |
110番搭乗口のそばにあるエスカレーターで上がったところのANAラウンジは、この時間のせいかまだガラガラです。スマホの充電をしつつ【朝そば】としましょう。
まずは朝そば |
器は小さいです |
カレーもGO! |
旅のお供に・・・ |
同志も7:30にやってまいりました。2時間越えの滞在でしたが、あっという間に過ぎた感じがします。
同志の朝食 |
豚骨ラーメンも・・・ |
ANA961便は定刻に離陸しました。お楽しみの機内食は和食をチョイスしました。スザンヌさん似のCAさんのおもてなしに鼻をのばしつつ至福の時は流れて、12:20、定刻に北京首都国際空港に着陸しました。制限エリア内での乗り継ぎ方法を事前にネットで学習しておいたのですが、空港がかなり広いために戸惑います。よかれと思って並んだところは入国審査の列でした。あらためて係りの方に聞くと、自分達が曲がったもうちょっと先に【国際線乗り継ぎ】って表示がありました。惜しかった・・・。
ゆったりシートで |
始めましょう |
順調に飛行中 |
和食にしました |
セキュリティチェックの際、羽田ではOKだったウイスキーと【さば缶】がNGとなり没収&廃棄となってしまいました。ウイスキーはお弁当なんかに使う調味料入れに小分けにしてジップロックに入れたんです。その場でもウイスキーですって言ってその場で飲んでみたのですがダメでした。
さば缶の理由は全く分かりません。読者の方で理由がお分かりならばアドバイス願います。
北京空港ラウンジ |
広いです! |
時間がありません |
束の間でした・・・ |
時間をロスしてしまったので、楽しみのひとつだった北京空港のファーストクラスラウンジに行きそびれてしまいました。中国国際航空のラウンジに入り、10分で白ワインをクッとやり終了しました。
次はこれ |
早く乗れ!と怒声 |
CA909便モスクワ行きは定刻13:45に離陸しました。座席はフルフラットになりますので、久しぶりの【寝台飛行機】です。最初の機内食はやけに野菜が多いなってイメージでしたが、野菜不足の身にとってはありがたやってことで、残さずにたいらげました。すでに3食目ですが、遊びなので全然余裕です。メインのビーフも美味しゅうございました。
改めてスタート |
前菜です |
野菜は摂りましょう |
メインです |
デザートです |
起床が早かったのでさすがに眠くなりました。さあ座席をベッドにしましょう。そしてお休みなさいまし・・・。
3時間ほどぐっすり寝ることが出来ました。時計をモスクワ時間にします。まだ15:00です。日本時間は21:00です。2度目の機内食はブランチ的な軽めのホットサンドでした。身支度を整え、定刻16:55にモスクワ/シェレメチェボ空港に着陸しました。
乗り継ぎ便は、19:25発アエロフロート8便サンクトペテルブルク行きです。ここで入国となるのでさっさと済ませて、ラウンジで過ごしましょうって、ええぇっっ!入国審査が大行列であります。
外国人が並ぶレーンの99%が、顔が同じのあの国の方たちの団体です。ちょっと計ってみると、審査に一人あたり約2~3分要しています。目の前にはざっと数えただけでも約30~40人はいます・・・。
気が遠くなるってのはこういうのをいうのでしょうか。言葉は悪いですが【割り込み上等】の被害にならないように、前のウクライナ人にぴったり張り付いて歩を進めました。
6レーンあったのですが、他レーンではあの言葉で「○×△!!」と口論がお盛んでありました。やれやれであります。と我々はやれやれしてられません。ようやく順番がまわってきて、私はノークエスチョン、おそらく2分を切る早さでクリアして入国を果たしました。国内線ターミナルに急ぎましょう。
時刻は18:55です。なんとかなるでしょうって、ええぇっっ!国内線のターミナルまで徒歩25分なんて案内板があります。また気が遠くなりました・・・。もうこうなったらダメもとです。同志とスイスはインターラーケン以来のスーツケースのカーチェイスが始まりました。
抜きつ抜かれつスーツケースは走ってくれました。思いのほか余裕をとっておいたようで、移動の所要時間は10分程度でした。
搭乗券をもらうべくeチケットをカウンターの兄さんに提示したのですが、英語で「Delay・・・New ticket・・・」と言われたのち、対面にある航空券販売窓口を指差しました・・・。終了/オワタであります。ヤツラのせいで乗り遅れました。
ラインで不満を後輩にぶちまけると、「あの国々は今、国慶節ですよ」だとさ。そういえば、昨年も同じ時期に台湾の列車の指定券が取りづらかったのを思い出しました。隣の大国のあの人口が世界中に拡散する時期に合わせてしまった我々が悪いのでしょうか?
失意のうちにトボトボと販売窓口を訪れて、後続便を【自腹】で購入とあいなりました。
時間ができたので、せめてラウンジと気を取り直して訪れましたが、提示した【プライオリティパス】は15:00までしか利用できないと入室を拒否されてしまいました。気絶しそうです・・・。モスクワ到着までの【至福の時】がぶっ飛んでしまいました。
搭乗口そばの固いベンチで時をやり過ごして21:00、アエロフロート32便は、サンクトペテルブルクに向けて出発しました。長い一日のせいか機内ではほとんど寝ていたこと、飲み物の「チャイ、スリモーナム」がうまく言えずモゴモゴしてしまったことしか覚えていません。
私のベッド |
同志はダブル |
部屋の水回り |
バスタブあります |
ビール確保! |
22:20、サンクトペテルブルク/プルコブォ空港に着陸しました。夜も遅いので、ホテルに急ぎましょう。空港→地下鉄マスコフスカヤ駅→ホテル最寄りのプローシャチレーニナ駅は昨年経験しているので、スムーズでした。昨年と同じ【ホテル サンクトペテルブルク】に無事に到着しました。
レセプションには昨年お世話になったソフィアさんもいましたが、別の係りの方の列だったのでしゃべりそびれてしまいました。10/3にまたチェックインするのでその時覚えているか聞いてみましょう。
部屋のベッドが、ダブルベッドという事なので、ソファに1人分のベッドを作ってもらいました。「じゃんけんで負けた方がそっちね」ってことにしたのですが、私が負けました・・・。
一杯やって寝たいところなのですが、ウイスキーは没収されて手持ちの酒がありません。ホテル隣接のカフェがまだ開いていたので、瓶ビールを購入。栓を開けてもらい、部屋に持ち帰って今日の締めとしました。長い一日でした・・・。
本日の買い物 (カード購入分は、後日上がった円で表します) ~
1. アエロフロート航空新規購入 2人で28,956円 2. プルコヴォ空港→地下鉄駅 ミニバン 2人で80ルーブル 3. 地下鉄1区間 2人で62ルーブル 4.
ホテルでビール3本 540ルーブル 5. ホテル保証金 2人で240ルーブル
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