エピローグ〜ユーラシア大陸をやっつけよう!

 今年は素直にヨーロッパアルプスを満喫しようと考えていたのですが、ふと世界地図に目をやると、2002年に行った「シベ鉄」ってのが意外なほどユーラシア大陸を東西に貫いていることに気付きました。どうせヨーロッパに行くならモスクワに飛んで、そこから西を目指し、大陸の西の果ての駅をを極めようと同志に提案し、今回の旅となりました。
 今回のNo.1ネタは2つ。「ユーラシア大陸の最西端の駅」、そして「ヨーロッパ最高所の駅」であります。


7/1 後輩の寿司屋さん【ゆう田】

 本日、モスクワまでは羽田→伊丹/関西→バンコク→モスクワという乗継です。同志とは羽田で待ち合わせですが、東京郊外に住む私にとってはめったに行かない都心であります。
 数ヶ月前に私の中学時代の卓球部の飲み会がありました。その席に2コ下の後輩も同席したのですが、その彼、今や広尾で【ミシュラン】の☆の寿司屋のシェフであります!

 忙しいのは承知の上で、先輩風を吹かし「7/1から旅行で羽田から飛ぶんだけど、よかったら寄らせてもらえないかな?」ってお願いしてみました。羽田は18:00発で時間的には恐らく仕込みで忙しい時間帯でありましょう・・・。
 超ワガママなリクエストでありましたが、快諾?をいただき寄らせていただきました。せっかくなので空腹でガッツリ【本物の寿司】を満喫させてもらいました。いい仕事サンクス!!

 羽田で同志と合流し伊丹へ。せっかくの大阪なので【大阪グルメ】の串揚げも満喫し、関空へ移動しました。
 今回も特典航空券でビジネスクラスの旅でしたので、関空からの搭乗便であるタイ航空の関空ラウンジで過ごす事が出来ましたが、ハラいっぱいです。しかし、「もったいない精神」でビールを3杯頂きました。関空は翌1:25の深夜出航しました。

↓ 写真をクリックすると大きくなります。(リンクの不具合で一部は大きくなりません・・・。)


タイ航空ラウンジ

ラウンジの食事

揃えてみました

深夜の機内食

7/2 タイ航空

 タイ航空673便は、1:25発という深夜便なのに食事が2回サーブされます。さすがにちょっと箸をつける程度にしか食べる事が出来ませんでした。
 バンコクには15分早着の5:00に着きました。この後のモスクワ行き10:25までかなり時間があります。市内へちょこっと観光・・・なんてことも考えましたが、市内へのアクセスが鉄道ではなくバスのみだったので、万一の渋滞を考え自重することにしました。
 5時間近い待ち合わせとなりましたが、ここでもTGのラウンジのおかげで暇をもてあそぶこともなく、昼寝と食事(朝から飲酒)で時を過ごしました。モスクワ行きTG974便は定刻に出航しました。


たまりまへん

長いラウンジ

充実してます

 974便は約9時間の飛行時間です。配布された食事メニューを見ると、2回機内食の時間があるようです。最初の食事のメインは「牛の赤ワイン煮」をリクエストしました。付け合せのパスタがイマイチで合格!ってワケにはいかない内容でした・・・。
 飛行ルートは、ミャンマー、インド北東部、アフガニスタンと意外にもキナ臭いところを行きます。天候は良く、下界も良く見えるのですが、街らしい街もない地帯なので
皆さん飽きてしまったのか窓からの光をさえぎってのお昼寝タイムです。私も失礼させていただきます。ZZZ・・・。

 ゆったりのシートでよく眠れました。今、モスクワ時刻で13:50です。あと2時間30分のフライトです。15:00頃2回目の食事タイムです。カレー料理をリクエストしてありました。日本のカレーとは違うと分かっていながらも、心のどこかでそれを期待し、挙句にそれとは違うカレー料理が出てきました。スパイスがかなり効いたあっちのカレーであります。でもまあ自分の口には合いまして「おいしゅうございました。」

 早着の16:38、モスクワはドモジェドヴォ空港に着陸しました。到着便がかち合ってしまったためか、入国審査場は大混雑です。何度か割り込まれた挙句、小1時間かかってのロシア入国となりました。
 ドモジェドヴォ空港からはアエロEXPで市内へ移動です。名前はかっこいいですが、冷房装置もない普通の近郊列車であります。


アエロEXPです

 車内が蒸し暑く窓を開けていたのですが、途中から雷雨に見舞われてしまい、後ろの席にいたロシア人に促され窓を閉めました。ムンムンとした車内にちょっと閉口でした・・・。
 終点のパヴェレツカヤ駅からは地下鉄を2本乗り継ぎ、予約したホテルの最寄駅であるパルチザンスカヤ駅へたどり着きました。このパルチザンスカヤ駅ですが、2002年のシベリア鉄道で訪れたときにはイズマイロフスキーパルクという駅名でした。改名になったようでありますが、パルチザンなんて聞くと、戦時中の「抗日パルチザン」なんて物騒なイメージを抱いてしまったのは私だけでしょうか?


 2002年にはイズマイロヴォホテル「デルタ棟」だったのですが、今回は「ヴェガ棟」の投宿となりました。現地受け取りのホテル&列車バウチャーも無事に受け取ることが出来ました。
 部屋に入り、小腹がすいたので持参のクラッカーを食べ
本日は就寝です。サマータイムと緯度が高いせいか、21:00の今でも外は明るいです。


今年はヴェガ棟

部屋です

窓の外

本日の買い物〜1.アエロEXP 2人で300ルーブル、2.地下鉄 2人で38ルーブル、3.ホテルでビール、スプライト、ミネラル水各1本 全部で200ルーブル、4.パスポートを預けた際のデポジット 2人で2ルーブル

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