10/3〜絶句!!
なんとか、寝過ごさずにすみました。ラウンジの客は我々のみです。出るときにチラッと見ましたが、入り口はcloseの表示になっていました。我々が出ていくのをひたすら待ってくれた係りの方々、ありがとうございました。3:05にエバー航空631便はウィーンに向けて出発しました。まずはおやすみなさい。
フルフラットにはならないシートで、2、3度起きましたが、ワインの酔いも手伝ってよく眠れたと思います。朝食としてチャイニーズをリクエストしました。お粥を中心とした、軽めのメニューでしたが、美味しくいただきました。私の初めての海外旅行が、2000年の台湾でしたが、そのとき泊まったホテルの朝食もお粥だったのを思い出しました。
左から、ヨーロッパの上空にて、体に優しい朝食ですね。
しきりにおかわりを勧めてきますが、さほど空腹でもないし、日本人にとってお粥ってのは体調が悪いときに1膳程度をさらっと食べるイメージがあると思うのですが・・・。ただ周りの台湾人であろう方々は2、3杯とおかわりしていました。
灼熱の東南アジアとは明らかに違う、【秋】の風景が眼下に広がり、ウィーン空港に着陸しました。
30分もいられませんでしたが、オーストリア航空のラウンジなんてめったに行けるモンではないので、しっかりと使わせていただきました。乗り継ぎの、サンクトペテルブルグ行きはバスに乗っての搭乗でした。
いわゆる【なんちゃってビジネスクラス】で3列エコノミーシートの真ん中を空席にしてのサービスでありました。
左から、ウィーンに着きました、オーストリア航空のラウンジにて、やはりドメスティックビールでしょう、ラウンジの様子。
ビジネスクラス利用は、我々しかおりません。それを見越したのか分かりませんが、機内食も同じものを用意しておらず、2人とも同じメニューをお願いしたら、用意できないから、2種類あるメニューの、片方ずつにしてと言われてしまいました。まあいいですけどね・・・。
左から、サンクトペテルブルクに出発です、CAさんに撮ってもらいました、おしゃれな器ですね。
さらに緯度をあげて、サンクトペテルブルグ空港に着陸しました。さあ、このあとはいよいよムルマンスクへのフライトであります。
国内線ターミナルにもラウンジがありまして、プライオリティパスがあれば利用出来ます。楽天のゴールドカードを持つことと、年会費10,800円がかかりますが、スタアラのエコノミーや他のアライアンス利用のときには威力を発揮してくれます。
wi-fi も使えたので、待ち時間の苦痛もどこへやらでありました。
左から、サンクトペテルブルク空港ラウンジにて、読んでいるフリ、実は私も(笑)、いざムルマンスクへ。
アエロフロートロシア航空は初めての搭乗です。ほぼ満席の乗客を乗せて離陸しました。サンドイッチの軽食は今宵のホテルでお酒のアテにととっておくことにして、ひと眠りしました。
さてこの飛行機、到着予定時刻を過ぎましたが、なかなか着陸してくれません。上空を旋回したり、上昇と下降を繰り返したりしておりましたが、やがて機内アナウンスがかかりました。内容は、「濃霧に伴う悪天候のため着陸出来ません。サンクトペテルブルク空港に引き返します。」でありました。
左から、席バラになった私の機内食(紅茶)、同志はコーヒー。
不幸な内容でしたが、ロシア語に続く英語のアナウンスで理解出来ました。
周りの乗客も悲痛な表情やざわめきが起こっております。我々もまさに「Oh!マイッ!ガー!!」であります。 今回の目的のひとつである、【世界最北の駅】と【ムルマンスク→サンクトペテルブルクの乗り鉄】が不可能になってしまったのですから。
料金支払いずみのムルマンスクのホテルやら、寝台列車のバウチャーは手元にあるし、旅行会社とのやりとりも煩雑そうで先が思いやられます・・・。ここからは、我々がとった行動を記します。
まずは、元々の折り返しの便の機内食であろう、同じサンドイッチを機内食として受け取りました。
そしてサンクトペテルブルク空港着陸の際、皮肉交じりの「ハラショー・・・」の拍手が沸き起こり、傷心のアエロフロート機は23:30にサンクトペテルブルクに戻ってまいりました。予約ずみのホテルがここにあるわけもなく、今夜は空港で過ごすようです。ベンチを確保出来たので本日はこれにて。
本日の買い物〜
@ジャカルタ・スカルノハッタ空港国内線空港税@40,000ルピア 80.000ルピア
Aポンティアナック空港税@30,000ルピア 60,000ルピア
Bスカルノハッタ空港国際線空港税@150,000ルピア 300,000ルピア
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