現地10/14

 ブエノスディアス/おはようございます!今日は体を酷使することもなく、ひたすらの移動日であります。ペルーで思い浮かぶ観光地といえば、マチュピチュとナスカの地上絵ですよね。決めつけはよくありませんが、私はそう決めつけちゃいました。

 ってな訳でクスコからリマまで飛んで、現地ツアーに参加しナスカまでというのが本日の行程であります。地上絵の遊覧飛行は翌日ですので暫しお待ちを・・・。朝食にうれしいうれしい目玉焼きがありました。しょうゆを持参していたので久々の【日本食】を堪能しました。チェックアウトを済ませ待つこと数分、ホテルの先の角を見覚えのある車が曲がってきました。んっ、誰が乗せているぞ?

 車が止まり降りてきてのは、昨日フロントでタクシーの手配をしてもらった女性スタッフでありました。ブエノスディアスと笑顔で挨拶の後、彼女はホテルへと消えました。我々をのせた車は空港へと出発しました。デルビィさんと女性が同じお年頃でピンと来たので尋ねてみますれば、案の定お二人さんはご夫婦でありました。
 ホテルで渡したあの紙をデルビーさんが持っていたという理由もこれなら納得てす。奥様のナイスアシストで、デルビーさんの家に些少の収入がいきましたという【オチ】でありました。空港でガッチリ握手でお別れしました。


デルビーさん

グラシアス

出発ロビー

 リマ行きTA008便は7:35、定刻に出発しました。二大都市を結ぶ便なので、8割方埋っています。質素な軽食の機内食なのですが、先日同様いい味でございました。順調な飛行を終え 8:45、やや早着でリマ空港に着きました。

 現地ツアーのドライバーさんの迎えを受けました。あれっ、顔が違和感ないぞ?ドライバーさんは「私は日系ペルー人のミヤモトです。」とご挨拶されました。「ニホンゴハ5%。」などと謙遜しておりますが、どうしてどうして、充分に意思は通じ合えました。

 パンアメリカンハイウェーという道路をかなりの高速で飛ばします。イカ(ICA)という街のレストランでランチタイムとなりました。ロモ・サルタードは経験したので、やはり有名なセビーチェをリクエストしました。
 地球の歩き方によりますと、海岸の漁業が盛んな街と紹介されていたのと、ミヤモトさんも「セビーチェオイシイデス。」と勧めてくれたので決めた次第であります。


手前がセビーチェ

チャーハン美味

 ハイウェー沿いのファミレス風のレストランに入りました。顔見知りのようで、店のスタッフに連れてきたよってドヤ顔していたのを私は見逃しませんでした。コチラとしても、美味しければ問題ないのですから。
 セビーチェというのは簡単にいえば海鮮のマリネです。酢よりもレモンそのものの味がするソースなのですが、これがまた実に美味しかったです。海鮮のチャーハンとひと皿ずつを分けあって食べたのですが、ペルーのレストランで初めての完食となりました。

 セビーチェの魚介類も弾力があり、チャーハンの味付けにも【ダシ】が効いており、魚食文化の日本人にもビンゴなお味でありました。近隣のタカマという地でとれる赤ワインも試しましたが、コチラは好き嫌いの別れる、そんな風味と味でありました。大満足でレストランを出発しました。


確かに顔

類人猿?

 満腹も手伝い早々にうたた寝をしてしまいましたが、ミヤモトさんのオススメで顔の形をした岩石の見える場所で小休止、さらに地上絵を見るために作られた【ミラドール】というポイントに寄りました。ミラドールからは手と鳥のような2種類の地上絵がハッキリと分かりました。明日はもっと上からガッチリ見られますように・・・。



「手」です

ハイウェー

ミラドールから

 ホテルは【カーサ・アンディーナ・ナスカ】です。ペルーの【東横イン】って感じの聞き慣れた名前のホテルであります。15:30頃にナスカに着いたのですが、外は初夏の陽気(ここは南半球です)を感じ、部屋のエアコンも直ちにONとすべくスイッチを操作したのですがウンともスーともいいません・・・。
 同志が確認にいった所、16:00から部屋の電気が使えるとのことでした。まぁこういう取り組みで文化遺産の保護の手助けになるのならば、我慢しましょう。時間が出来たので、洗う予定のなかった肌着と靴下を洗濯しました。

 電気が供給され部屋が快適になると人間は眠くなります?気が付くと19:30でした。夕食に行きましょう。悔しいという表現が適切なのかは?なのですが、皆さんも【中華料理】って大好きですよね?我々もご多分にもれず、学生の頃からの【餃子の王将】ファンでありました。
 そして世界中の口にも合うのか、ここナスカのホテル周辺にもぱっと確認しただけでも3軒の中華レストランが確認できました。


塩ラーメン?

盛りがデカい

 【ラーメン】ってものがお互い無性に恋しくなり、夕食は中華で即決でした。チファ(chiha)〜というのが【中華】の意味のようです。そういえば、プーノで食べた店も、【チファ・ナンファ】でしたね。ここナスカでは【チファ・リキ】という店に入りました。
 肉入り焼きそばとチャーハンを頼んで半分コしました。最初にスープが出てまいりまして器を覗きますとそこには麺が・・・。おやっ、これってつまりはラーメンですよね?スープを口にしましたら・・・、うん、これは【塩ラーメン】です。キャベツと鶏肉のみの具でしたが、南米でラーメンにありつけたことにします。
 焼きそばはまずまずの味でしたが、チャーハンは昼の味が鮮烈すぎて馴染めず、残してしまいました。

 部屋に戻って、近所のスーパーで購入したワインを飲むため、フロントにオープナーを借りにいったところ、スタッフにと一緒にレストランに連れていかれました。ここでお待ちくださいということなので待っていますと、ご丁寧にアイスペールニ氷を入れてそのなかに外で購入した私のワインが刺さっており、どうぞと手渡されました。なんというホスピタリティ!書かずにはいられなかったのて書かせて頂きました。

 感動を話そうと部屋に帰ったら、あれま同志はすでに爆睡こいていました。マチュピチュの疲れがまだあるようです。私も眠くなるまでは、原稿を書きつつ寝ることにします。フェードアウトで失礼します。

本日の買い物〜

1.ミニバー精算 2人でs/.54
2.ホテル→空港 2人でs/.20
3.デルビーさんにチップ s/.10
4.昼食 2人でs/.85
5.水2本 s/.3.6
6.スーパーで買い物 2人でs/.29.6 
7.夕食 2人でs/.20


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