7/8 さらばハバロフスク
ロシア最終日となりました。ロシアのハバロフスクとはいえ、夏はやっぱり暑いです。昨夜はいわゆる熱帯夜でした。寒冷国ゆえなのか、部屋にはセントラルヒーティングはあるものの、冷房がありません。
外気を取り入れる簡易クーラーはあるのですが外が熱帯夜では意味がありません・・・。
2晩続けて寝苦しい夜を過ごす羽目となりましたが、全てを文句言わず受け流すのがロシアを旅するコツなのかもしれません。1階のレストランで朝食をとり、チェックアウトの12:00までのんびり過しました。
本日はソウルに飛び、先日と同じホテルにステイします。ハバロフスクの出航は17:00なので余裕があります。12:00ギリギリまで部屋にいてチェックアウト、昼食をこのホテル最上階にある【ユニハブ】という日本食レストランにすんべって同志との会議で決定したのです。
熱帯夜で体の水分が失われたのか、冷蔵庫で冷やしたミネラル水がとても美味しく感じました。洗面所にあった無料の水ボトルとミニバーの水ボトル両方を冷蔵庫で冷やしてしまい、挙げ句にミニバーの水を飲んでしまったことはご愛敬ということで・・・。
宿泊階にいる担当の女性に鍵を返し、ミニバーの水代40ルーブルを支払いました。フロント階 (いわゆる1階なのですが、このホテルは0階がそれに相当します。)に降り、パスポートを受けとり、再び最上階に移動しました。
このへんの手間をいわゆる【受け流す】事が出来ればロシア旅行も楽しい事でありましょう。
レストラン【ユニハブ】は思いっきり日本を意識した造りであります。装飾だけみれば、日本そのままです。顔で判断したのか日本語のメニューを持ってきてくれました。
「地球の歩き方」には、味は申し分ないって紹介だったので、メニューにある今一番自分が食べたいモンを頼むべって事になり、私はカレーライス、同志はカツ丼を注文し半分コしました。
当たり前なんですが、カツ丼ってのも「Качудон」ってロシア語に出来るんだなと妙に感動しました。さてお味は・・・。
これがまた美味しいんですよ!!海の家のカレーライスと、カツ丼って感じ分かりますか?場所の不利さを割り引けば全然OKっ!そんな味で大満足でありました。緑茶
(当然別料金ですよ)をたして、880ルーブルでしたが大満足でありました。
コムソモール広場まで10分ほど歩き、空港行きの1番のトロリーバスに乗車し空港へ向かいます。思いっきり【ソ連】テイストの車両です。路面電車程度のスピードかと思いきや、郊外になり道が空いてくると80km/h位のスピードで走行します。モーターが悲鳴にも近いサウンドを奏でつつ、40分ほどでハバロフスク空港に着きました。
ターミナルに向かって左側奥の建物が国際線ターミナルです。最初に手荷物検査をして中に入ります。空港税をインフォメーションで購入するのですが、何と1,070ルーブル!日本の国際空港より高いじゃあ〜りませんか!
アチラの物価にしたらかなりの高額であります。仕方ないので購入しました。
15:00より搭乗手続きが始まり、チケットの発券→イミグレ→再度手荷物検査→無事に搭乗待合室という段取りだったのですが、ルールに従い50mlの小瓶に入れて、ジプロックに詰めた8本分のウオッカは没収されてしまいました・・・。
最後の最後に、空港税とウオッカの件とを【受け流し】、アシアナ航空571便は17:00にソウルに向けて出発しました。
今宵は再びソウルで焼肉なので、機内食にはほとんど手を付けませんでした。2時間の時差があるので、17:42、やや早着でソウルに着きました。7/2と同じホテルに宿泊します。麻浦のひとつ先の孔徳にある【チェデポ】という豚カルビの有名店に行きました。店はかなりの年期モンでしたが、味は大満足でありました。明日はいよいよ帰国です。
【本日の買い物】
@ミニバーの水 1本40ルーブル。Aレストラン【ユニハブ】 カレー310ルーブル、カツ丼370ルーブル、緑茶2杯200ルーブル。Bトロリーバス 2人で24ルーブル。Cハバロフスク空港の空港施設料 2人で2,140ルーブル。D空港鉄道 2人で6,400ウォン。E地下鉄3区間 2人で6,200ウォン。F孔徳チェデポの豚カルビで焼き肉とビール、焼酎 2人で36,000ウォン。Gファミリーマートでアイスとソフトドリンク 2人で5,450ウォン。
7/9 エピローグ〜旅の〆はB級グルメ
ハバロフスクの到着をもって、今回の旅の【乗り鉄】部分があっさり終了しちゃいました。ホルムスク→ワニノの鉄道連絡船にも乗ってみたかったので、ホルムスク→ハバロフスクのレポートには力を注いだつもりですが、いかがでしたでしょうか・・・?。
行程に関していうと、乗り換えがスムーズにいかなかった事もあり、昨年に比べると、ずいぶんエネルギーを温存した旅になってしまった気がします。
そこでといってはなんですが、ソウルから東京へは真っ直ぐに帰らずに、福岡に飛んで九州ラーメンを満喫し1泊。翌日関空に飛び、和歌山ラーメンと大阪のコナモンを満喫し帰宅という、日本のいわゆる【B級グルメ】を巡るべっつう事になりました。
最後は、「いつものもやしラーメン」というオチでありました。【乗り鉄】のジャンルではないので、割愛させていただきます。ご拝読ありがとうございました。次回作にもご期待下さいませ。
【本日の買い物(ソウル)】
@地下鉄1区間 2人で2,200ウォン。A空港鉄道 2人で6,400ウォン
旅の費用(本文以外)
@ツアー代金 107,000円。A特典航空券の諸税 18,540円
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