1/31 帰国の途
おはようございます。今回の海外旅行唯一のホテルライフでしたが、洗濯もできたし備え付けの冷蔵庫のおかけでスーパーで購入した食料品をストックする事も出来ました。シャワー圧、排水も問題なく、気持ちよく使わせてもらいました。無料のアーリーチェックインの礼を言いチェックアウトしました。さて、今日はいよいよ日本への帰国日となってしまいました。5日目ですが、今回の乗り鉄は中身が濃かったので、その点では満足のいく旅行だったと思います。
ウィーン中央駅から空港駅まで移動して、まずはウィーン 11:20発のオーストリア航空209便でフランクフルトへと向かいます。空港の通路を歩いていると背後で日本語が聞こえたのでチラッと振り返ると、ANAのキャビンクルーのみなさんでした。ウィーン→東京の直行便があるのに、我々はウィーンからさらに西のフランクフルトを目指します。遊びだからいいんです(笑)。ラウンジを探すのにひと苦労してしまい、長居の予定が1時間程度の滞在となりました。昨年と違いオーストリア航空のラウンジなのでちょっぴりステータスを感じました。
ホットミールコーナーにはスタッフが常駐していて、「いかがですか〜」みたいな感じで笑顔を振りまいていました。例えれば試食コーナーのオバチャンって感じですね。スクランブルエッグとハヤシライスのソースみたいな味の野菜シチューの組み合わせが絶妙にマッチして美味しかったです。
ラウンジをあとにしてフランクフルト行きは定刻に出航しました。座席ですが、読者の方なら察しましたか?そうです、なんちゃってビジネスクラスであります。エコノミーと同じ3列シートの真ん中は不在ってヤツです。この飛行機が就役している間はこの取り扱いが続くのでしょう。1時間半の飛行時間なので、機内食もワンプレートでした。サーモンのソテーと久しぶりに食べたチョコムースケーキが美味しかったです。12:50定刻にフランクフルト空港に到着しました。 最終便は14:05発のルフトハンザ航空716便、東京/羽田行きです。シェンゲン条約国からの出国なので、パスポートを提示しての出国審査があります。ここでトラブルが有りました。ワタシはスンナリと出国スタンプをもらいゲートを出たのですが、別レーンの同志はなかなか出てきません。とうとう同行者のワタシも含めて空港警察官に取り調べのため【連行】されてしまいました。話を聞くと、同志のパスポートのイタリア入国の際の日付が【2025/1/39】となっており、「なんぢゃこれ?」となってしまったようです。
ワタシのパスポートのスタンプと携行した旅程表を示して、イタリア国境官のスタンプミスと認めてもらい【釈放】されました(笑)。ワタシの印刷した行程表が役に立ったようです。ちなみに同志の分にと渡しておいたスケジュール表は【証拠】のためか、没収されちゃったそうです。この行程表、同志は気に入ってくれているそうなので、ワタシのプリントを差し上げました。 「イタリアNO!」って同志が係官に親指を下げて毒づきますと、「ドイツ、アップ」と親指立てのサムアップで返してきました。生命にかかわらないトラブルなら、【へじた砲】として記事にさせていただきます(笑)。15分程度でしたが、呑み助は強引にラウンジライフをねじ込んで、ビールと白ワインを注入しました。
機内の人となり、定刻にフランクフルトを出航しました。機材は日本ではお目にかかれなくなった【ジャンボジェット】です。重い手荷物をわざわざ抱えての2階席をチョイスしました。所詮高卒の【バカ】ですから、高い所に行きたくなったんです(笑)。ジャンボジェットなんて、我々の世代には憧れの飛行機だったのでしょうが、今やって感じなのでしょうか?シートも改造されているわけでもなく2列横並びのシートで、窓側のワタシはトイレに行く際は同志を跨ぐため、ヨッコラショをされられます。さぁ日本に帰りましょう。
ルフトハンザ航空716便は定刻に出航しました。まず最初に感じたのは収納スペースの充実さであります。窓側のワタシの席は持ち込んだ手荷物が全て窓側にある収納スペースで収まりました。通路側の同志は頭上の荷棚でしたが、それはそれでフルに活用できたようでご満悦のようです。さあて機内ライフを始めましょう。実はこの便、事前に調べたスカイスキャナーの同便の価格がナント1,060,498円と破格でありました。往路までは【洋】のものを堪能して、着陸前に【和】にリセットすることにしました。