7/10 オークランドへ

 ホテルの前ではタクシーが拾えず、結局駅まで15分ほど歩きやっと捕まえることが出来ました。
滞在したホテルはこんな感じで普通の☆☆ホテルです。我々的には充分です。

 本日は空港に行って、ニュージーランドに飛んでおしまいです。ケアンズの空港にはスタアラ系のラウンジが無いのでつまんないッス。残っている小銭を使い切るため、お菓子を買いました。

 真っ青な海を渡り、オークランドには時刻どおり到着しました。オーストラリアとは時差があるため、すでに夕方です。ここでまた自分にとって大きな仕事をしなければなりません。予約したホテルに迎えに来てもらうため、【電話】をするという作業です。ケアンズで一度失敗しているので、ちょっとナーバスになっていましたが、腹をくくりチャレンジしてみます。
 今夜の宿は、食事が付いていないので、同志には到着ロビーにあるマックに夕食の買い物をお願いし、私は宿専用の受話器を手に取りました!

 今回も【火事場の〜】で必死に単語を並べました。幸いにして受話器の向こうから、「NO.8で待っていて下さい。」との言葉を理解できました。どうやら柱の番号のようです。 自分の理解力を信じて、柱番号NO.8で待つことにしました。

 やりました!webで見覚えのあるロゴを横にあしらった【キウイインターナショナルAP】の送迎車が、NO.8に到着しました。心配ネタはこれで全てクリアです。
 チェックインを済ませ、ルームサービスで注文したチキンカレーと買い込んだマックで夕食にしました。
 ホテルは快適です。ツインのベッドは片方がキングサイズ、もう一方はクィーンサイズでした。私のわがままで実現した今回の旅行でしたので、キングサイズを同志に譲りました。グッナイ!!

本日の買い物〜1NZ$/95円

ケアンズ空港までのタクシー 17.0$、小銭でポテトチップ 3.0$、オークランド空港でマクドナルド 8.90NZ$、【ホテルのルームサービス】ワイン1本,ビール2本,チキンカレー1人前 56.5NZ$


7/11 帰国の途

 送迎バスに揺られ、オークランド空港に到着しました。ビジネスクラスラウンジには朝食が並んでおり、しかもアルコールもOKでした。遠慮なく活用させていただきます。
 主食にあたるパンは、種類も豊富にありましたが、食パンの大好きな”みみ”の多い部分を拾ってトースターにかけました。

 同志が目ざとく喫煙所を発見し、ブレイクに行きました。(もちろん外です。)私は、豊富にある紅茶のティーバッグが気になり、7種類7個を頂き妻への土産としました。

 ラウンジを十二分に堪能して、いよいよニュージーランド航空ご自慢の【ビジネスプレミア】に搭乗です。う〜ん・・・すばらしいの一言です。これってシートだけで見れば「ファーストクラス」じゃないですか!ニュージーランド航空にはファーストクラスがないので、ビジネスクラスが一番上のクラスとなり、しかも一番いい席に座れるって事のようです。
 ANAやUAのwebでみて「いいなあ、いつかオレも・・・。」と羨望の思いで眺めていたシートが今、目の前にあります。

 フルフラットベッドはもちろん試しますが、上空の安定飛行にならないと使えませんので、後のお楽しみとし、シャンパンをいただきました。その後も気流は穏やかで、程なくして安定飛行となりました。早速とは思いましたが、まずは昼食です。ベッドは昼寝として使うことにします。出されました食事、デザート、ワインすべて満足ッス!さすがはニュージーランドのフラッグシップです。

 ベッドをセットしてもらいましょう・・・。組み立てと解体はCAが行います。コールボタンを押して、「Make a bed,please.」でお願いしました。電動でセットされます。座席が裏返るような形で動き、ベッドが現れてきました。枕、上掛けもあり、しかもフルフラットです。まさにベッドでした。では昼寝させてもらいます。ZZZ・・・。

 起きました・・・。大満足ッス。このシートを夜行便で使えたら、もっと満足度も違ったでしょうが、この便は昼行便のため仕方ありません。日本発ニュージーランド行きの便は夜行便と記憶していますので、いつの日か利用させてもらいましょう。

 着陸に備えて、再び座席に戻さなければなりません。CAにコールしたのですが、忙しいようでなかなか現れてくれません。ベッドの片隅にぽつんと座り所在なさげにしていると、通路を挟んだとなりの青年が手助けをしてくれました。このクラスに何度か乗ったことがあるようで、チャッチャとシートにしてもらいました。青年!ありがとう。
 この青年サン、中華系のニュージーランド人で、彼の前の座席の日本人女性とお付き合い中との事で、3人でしばし話しに花が咲きました。彼女が通訳のかたちとなり、日英の言葉を交え、私は今回の旅のいきさつを紹介しました。

 台風が接近しておりましたが、影響はまったくなく、揺れたという記憶すらありません。16:40、定刻に成田に着陸しました。
 普段はこのあと、通勤列車に揺られてラッシュ時間帯を自宅へと向かうのですが、今回の旅行からは【車】です。民間の空港駐車場の迎えを受け、車に戻り無造作に荷物を放り込みました。あーっ、楽チンです。

 いつもながらの【もやしラーメン】をパクつき、日本に帰って来たことを実感したのであります。


エピローグ〜7,000kmの旅を終えて・・・。

 今回の「インパシ」で手配しすやく、かつ手頃な価格の長距離列車はほぼ乗りましたでしょうか・・・?予約の取りづらい中国にそのうちとは思っていますが、もう少し環境が改善されるのを待つこととします。
 何十万もする「豪華列車」も魅力的ですが、我々にはまだまだ敷居が高い気がします。また、オーストラリアには【THE GHAN】という有名な列車もありますが、この列車はアデレード〜アリススプリングス間を同志が新婚旅行のときに乗車してしまっております。ダーウィンまで延びたこの路線、10年後くらいにまた同志を誘ってみようと思います。

 ご拝読ありがとうございました。次回作にもご期待くださいませ・・・。


旅の費用(現地の支払い以外)

1.インディアンパシフィック号〜2人で265,476円
2.XPT号&サンランダー号〜2人で134,175円(同志立替のため合算です)
3.アンバサダーホテル〜1室 65.91sin$
4.クライテリオンホテル〜1室 9,400円
5.ケアンズクィーンズコート〜1室 8,400円
6.キウイインターナショナルAP〜1室 10,000円
7.成田USAパーキング〜10日間 3,780円
8.ANA特典航空券予約〜16,420円


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