10/15 アンコール遺跡

 今日のアンコール遺跡見物をもって、今回の旅のエクスカーションは終了で帰国となります。10/06の出発の日や、北欧を訪れたことがさすがに過去に感じられるようになってきました。それだけ今回の旅行は内容が濃いのでしょうね。

 朝食は豪華なバイキングでした。もうちょっとゆっくり食べたかったのですが、二人とも寝坊をしたので、前日トゥクトゥクのブラッドリーと約束した10:00が迫ってきてしまいました。チェックアウトを済ませると、ブラッドリーは待っていてくれました。今日は空港まで彼をチャーターして、ホテル→アンコール遺跡→空港と行ってもらいます。



 まずは鉄板のアンコールワットへ行ってもらいました。思いのほか距離があります。その都度トゥクトゥクを探すよりも、チャーターしておいた方が移動がスムーズにいくと思います。途中で入場券の購入を済ませると、トゥクトゥクはさらに走ります。5分ほどでようやく到着しました。

 1時間待ってもらい中に入りました。最初の門をくぐる所に線香を手向ける場所がありまして、特に有料ということでもなさそうなので、火を着けて壷に刺しました。日本語を操る青年がしきりに我々に話しかけて来るので、まあガイドをかってくれたのでしょう。乗ることにしました。
 日本の大学でも学んだことがあるらしいのでぼちぼち会話は成立しますし、意外な撮影場所、ポル・ポトのしたこと、その他の歴史等をふむふむと学びつつ園内を廻りました。

 あまりに丁寧に説明するので待ち合わせの11:30が迫ってきてしまい、巻き目でお願いしました。ひととおりの見学がおわりやはり青年は「チップ・・・」と切り出してきました。1人1,000【円】というのはあまりにボッタではありませんか?
 日本人だって1,000円あれば、1日3食食べられる額です。現地の物価を考えれば、こちらも強気に出なくてはなりません。ガイド中の会話の中で、今日は我々が日本人3組目のガイドとも言っていたので、いい商売しているようです。説教がてら日本語をまくし立て、1,000円札1枚を渡しその場を離れました。



 ブラッドリーと合流して今度はアンコール・トムへ移動します。バイヨン寺院を廻ることにします。30分ほどで廻れるとの事ですが、今度は我々のみでじっくり廻りたいので、1時間半待ってもらいました。今度は手元の「地球〜」がガイドです。本に紹介されているってことは、それが珍しかったり、貴重なんですもんね。我々的にはそれでも十分であります。壁画や仏像を地球環境を眺めつつ探し歩きました。



 見つけた所にはたいてい他の観光客がガイドを伴って説明を受けていました。地球〜の説明を読めばガイドは要りません。ここのメインは仏像の顔が3つ並んで見える場所であります。「スリーフェイス・・・」なんて声も聞こえるのでド定番の場所のようです。
 そして中年の日本人ならお楽しみがもうひとつあります。3つ並んだ一番奥の顔が、「京唄子」さんにそっくりなんです。写真でも似ているなと感じてはいましたが、この目で見ると思わずクスッとせずにはいられません。話のネタにもなるのでしっかり収めました。



 10月の中旬ではありますが、カンボジアは蒸し暑いです。Tシャツ1枚で歩いていますが、汗でビッショリになってしましました。同志も疲れたというので、やや早めではありますが、切り上げることにします。ブラッドリーも我々に気づいたようですぐに合流できました。あれこれの追加ツアーをしきりにセールスしてきましたが、すべてお断りして空港に行ってもらいました。

 二人で80ドルというチャーターの請求だったのですが、こちらも少しだけ意地をみせて70ドルにしてもらいました。まあアチラの想定内でしょう。バンコクまで1本早い便に変更して、バンコクの空港ラウンジでのんびり過ごそうと変更を申し出たのですが、1人につき32ドルの手数料がかるといわれもちろんやめました。



 汗をかいたらオヤジはビールですよね?有料ですがビールを買って、スマホの充電をして、ちょっぴりうたた寝をして、もう1本ビールを飲んだら、当初予約の便の搭乗時刻となりました。さらばカンボジア。

本日の買い物〜

1 トゥクトゥクチャーター 2人で70ドル
2 空港内の飲食 2人で1609円

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